令和3年3月28日、大台町観光協会主催「大台町桜フォトツアー2021」を開催しました。

大台町の“絶景ポイント”を知り尽くしている地元カメラ講師のガイドで、美しい桜を撮影アドバイスを受けながらバスで巡りました。

令和元年秋に大台町紅葉フォトツアーを開催して以来のフォトツアー。

桜を巡るツアーは今回が初めての試みです。

あいにくのお天気にはなりましたが、雨の日ならではの構図やテクニックを学びながら全部で9ヶ所巡ってきました。


1.さくらの里公園(大台町本田木屋)

5:45に到着。まだ暗い時間でしたが既に多くの車と三脚が、さくらの里公園手前の道路脇のスペースに並んでいました。

さくらの里公園一帯の満開の桜が、宮川の水面に鏡のように写り込みます。

大台町を象徴する桜スポットであり、関西方面や愛知県など、多方面から写真家さん達が集まる人気スポットです。


2.霊符山大陽寺(大台町栗谷)

さくらの里公園での撮影を1時間半ほどで切り上げ、松阪市飯南町へ続く大台町栗谷「霊符山大陽寺」へ。

988年、花山法皇が行幸した霊蹟といわれるお寺で、海上安全、大漁満足、家内安全、商売繁栄など、霊験あらたかな霊場として古くから信仰を集めています。

石段の真横に見事な一本桜が咲いています。ここではモデル撮影も。


3.もみじの里公園(大台町下真手)

紅葉の季節も美しい清流「宮川」添い三瀬谷ダム湖畔の公園の桜並木。

バス釣りのスポットとして、またVerde大台ツーリズムが提供するSUPなどアクティビティの発着場所として、シーズン中はたくさんの人で賑わっています。

しばらく止んでいましたが、ここからまた傘の花を咲かせながら撮影。


4.滝原駅(大台町大ヶ所)

JR紀勢本線、下り方面でいうと三瀬谷駅の次の駅です。

こちらにも見応えある大きな一本桜。

ツアーには撮り鉄さんにもご参加いただいたので、電車の通る時刻を調べながら、要所要所で車両の撮影にも成功!


5.宗林寺(大台町大ヶ所)

滝原駅の西側、高台にあるお寺。こちらは枝垂桜が満開!


ランチタイム

2019年7月にオープンした和食メインの鶏料理専門店「たべものやNOGI」さんのお弁当でお花見ランチ!

美味しいと参加者のみなさんからも好評でした。


6.茶屋一願地蔵(大台町新田)

新田の交差点から見下ろす桜並木。お茶どころである大台町のシンボル緑の茶畑も美しく広がります。

こちらの桜並木は9分咲き。満開までもう一歩というところでした。

地元住民により整備され、ピンクの提灯の飾りつけが夜にはライトアップし、幻想的な雰囲気を楽しむことができます。

祠には、願い事を書く短冊が用意されています。

お車でお越しの際は、国道42号沿いJA多気郡奥伊勢営農センター大台東部店の駐車場、もしくはよろずや前に設けられています。


7.茶畑(大台町神瀬)

日本有数の雨量、しばしば立ち込める深い霧、激しい寒暖の差。大台町はお茶の栽培に絶好の環境で、三重県内でも有数のお茶どころです。

なかでもここ神瀬地区は一面に茶畑を見渡せる絶好の撮影スポット。

高台にある桜は見頃を終えつつありましたが、茶畑が新芽を出し見頃となるのはまだまだこれから!


8.三ツ谷池公園(大台町粟生)

紀勢自動車道の下にある公園で、池や遊具があります。

公園一帯に桜の木が植わっていますが、知られざる穴場スポット。

こちらは満開を過ぎて桜吹雪が美しかったです。


9.相津峠(大台町佐原)

ソメイヨシノより遅咲きのヤマザクラの名所、相津峠には三重県道710号飯南三瀬谷停車場線、三重県松阪市から多気郡大台町に至る一般県道が通っています。

例年4月中旬が見頃となりますが今年は山桜も早まっていて、既に5分咲き。

県道沿いには両サイドにソメイヨシノの咲くスポットもあり、車で満開の桜のトンネルを走ることができる今の時期もおすすめ!


令和3年3月28日に開催した大台町観光協会主催「大台町桜フォトツアー2021」の模様をお届けしました。

もう少し満開を楽しめる桜スポットもありそうです。

また、人気の相津峠の山桜は4月初旬が見頃となりそう。

シーズン中は感染対策にご協力いただき、お花見に加え、大台町でグルメや温泉、宿泊も合わせてお楽しみください。