三重県・大台町では、多くの紅葉スポットが見頃を迎えています。
一方で、場所によっては、もうしばらく見頃が続きそう。
今回は、12月上旬まで楽しめる大台町の紅葉スポットを、令和6年12月5日撮影の写真と共にお伝えします。
1.粟生頭首工もみじ広場(大台町粟生)
粟生頭首工は、宮川から水を取り入れる施設として昭和39年に完成。
宮川用水は、粟生頭首工より取水を行い、伊勢平野南部の田畑に必要な農業用水を流しています。
取水した水は、大台町から多気町・玉城町・明和町・伊勢市までの約4600haの農地で利用されています。
粟生頭首工周辺は、紅葉と桜の隠れた名所。
宮川へ降りて行く道沿いに植えられたモミジの並木は見頃のピークとなり、真っ赤に染まっています。
この並木は、以下の写真の石碑「宮川用水碑」向かって左側。
石碑向かって右側に歩いていくと、清流宮川沿いのもみじ広場に到着します。
大きなイチョウの木の葉は既に半分以上が散り、黄色いじゅうたんができています。
しかし、約50本のモミジの見頃は他のスポットより少し遅めで、例年12月上旬まで楽しめます。
現在、緑から赤へのグラデーションが始まっていて、12月の紅葉狩りに最適な場所となりそうです。
また、粟生頭首工から徒歩3分の場所には、ふわふわで美味しいパンのお店「カナエタ bread and coffee」があります。
紅葉狩りとあわせてお楽しみください。
2.相津峠(大台町佐原)
ヤマザクラと雲海の名所として、カメラ愛好家に有名な相津峠。
紅葉シーズンのドライブもおすすめで、ヤマザクラの展望ポイントから見る山々は色とりどり。
三重県多気郡大台町佐原から松阪市飯南町に至る三重県道710号飯南三瀬谷停車場線、市郡境には展望「感謝の丘」があります。
5分ほど階段を登っていくとまず見えるのは、幸せを呼ぶ福の鐘。
展望台からは、大台町の町並みを見渡すことができます。
寒くなり、雲海の季節も始まった相津峠。
早朝から出かける方は、足元に充分ご注意ください。
今回は、12月上旬も楽しむことができる三重県・大台町の紅葉スポットを、令和6年12月5日撮影の写真と共にお伝えしました。
全体的には、見頃を迎えている大台町の紅葉ですが、場所によっては、もうしばらく見頃が続きそうです。