ユネスコエコパークってご存知でしょうか?
3月20日、ペルー・リマで行われたユネスコMAB 計画国際調整理事会において、「大台ヶ原・大峯山・大杉谷」(奈良県、三重県)エリアの拡張登録が決定されました。これにより、大台町は町内全域がエコパークに登録されました。
ユネスコエコパークは正確には生物圏保存地域といい、海外ではBR(Biosphere Reserves)と呼ばれています。生態系や生物多様性を保全し、自然に学ぶとともに、文化的にも経済・社会的にも持続可能な発展を目指す地域です。近年日本国内でも登録が進められ、現在7箇所が登録されています。
世界遺産が保護・保全を目的とすることに対し、エコパークは「発展を目指す」、積極的な利活用を目的とします。世界が認めたこの貴重なこの自然環境を、どのように活用していくか。私達大台町の手腕が問われます。