三重県多気郡大台町下三瀬にある「しまうまとことり」は、2010年にオープンした雑貨屋さんです。
10周年を半年後に控え、店主の前納理恵さんにお話をお伺いしました。
雑貨屋オープンのきっかけ
古いものが好きで、雑貨に関わる仕事が長かったという理恵さんは松阪市の出身で、結婚してご主人の実家、大台町下三瀬に嫁がれました。
「実家の敷地内に使っていない納屋が残っていて、『ここで雑貨屋を始めたい』と思ったのがきっかけでした。でも夫には『こんな田舎には人は来ない。余程の魅力ある店でないと難しい。』と言われたんですよね。説得するためにまずは努力しました。」
ご主人を説得するために取り掛かったのが、作家活動でした。刺繍小物などの手作り品をハンドメイドイベントに出店し、実際に商品が売れることをこつこつと証明し、雑貨屋の開店を承諾してもらったといいます。
納屋の改装と開店準備
古い納屋の改装が始まりました。大工さんにも入ってもらいながら、あるものを利活用し、壁を塗る作業などは自分たちでリノベーションされたそうです。
納屋の引戸を天井の屋根部分に持ってきたり、棚にはまな板が使われていたり、お店には理恵さんのアイデアがたくさん詰まっています。
準備期間1年を経て、2010年4月に雑貨屋「しまうまとことり」オープン。
お店の名前は、理恵さんが小鳥が好きで、娘さんがシマウマが好きだったことから、シマウマの背中に小鳥が乗っている図案が浮かんだことが由来となっていると教えてくれました。
他店との差別化は「一点物」を取り揃えていること
取扱商品は、作家作品、外国アンティーク、古い家具など。
「作家作品は、全国の作家さんから『この人』とセレクトした方と直接交渉し、扱わせていただいています。食器など海外のアンティークは、ヨーロッパから直接仕入れています。古物に関しても、独自のルートを持っています。この店の特徴は、一点物を多く取り揃えていることですね。女性客がメインですが、アンティーク好きの男性にもご来店いただいています。」
11月4日にワークショップ「クリスマススワッグ作り」開催
2019年11月4日(月祝)に「しまうまとことり」にてワークショップが開催されます。午前の部は既に満席とのことですが、午後の部は参加者受付中。
<クリスマススワッグを作ろう>
シンプルにまとめたブルーアイス、グレビレア、ホワイトコットンなどクリスマスに欠かせない植物です。フレッシュな植物を束ねますので、香りも楽しんで頂けます。
講師:野ばら
2019年11月4日(月祝)
・午前の部 10時~満席
・午後の部 13時~4名
参加費 3,000円
お店のオープン日やワークショップの詳細については、しまうまとことりのホームぺージやSNSでご確認下さい。
しまうまとことり
三重県 多気郡大台町下三瀬600
URL http://shimakoto.jugem.jp/
Facebook @しまうま と ことり
Instagram @shimaumatokotori