Wans Laugh(ワンズ・ラフ)は、トヨタ自動車が主催する「フォレストチャレンジ」から生まれた、森を活用して愛犬向けのアウトドアアクティビティを企画・運営する団体です。愛犬と飼い主が一緒になって楽しめる体験、とっておきの思い出のための森の空間づくりをめざしています。
リーダーの小田明さん、愛犬のゲンキ&のんき(ジャックラッセルテリア)。
2016年、実家のある島根県へのUターンを視野に入れて、地方で何かできるか模索しはじめました。まずその中でテーマに選んだのは「森の活用」。森の中で愛犬とノーリードで思いっきり楽しめるアウトドアフィールドをつくりたいと思っていたところ出会ったのが、トヨタ自動車が募集した「フォレストチャレンジ」。フォレストチャレンジの舞台は、三重県大台町のユネスコエコパークエリアにある「トヨタ三重宮川山林」。ここは明治期から林業が行われてきた宮川流域で、かつて伊勢神宮の式年遷宮に使うヒノキを出していた歴史ある林業の地です。この山林の面積は広大で約1700ヘクタール、東京ドーム364個分ものスケールがあります。
トヨタ自動車は、長い年月をかけて守られてきたこの森を次世代に引き継ぐには、新たに森に関わる人を増やすことだと考え、林業だけではない新たな視点で森を活用するアイデアを募集していました。小田さんはこのプロジェクトに応募し、2018年春に採用が決まりました。「森を活用したワクワク&癒しの空間提供で、愛犬家族の豊かな生活をつくりたい」をコンセプトに活動を開始しました。
2018年秋には、4回のモニターイベントを開催。そのモニターイベントで、愛犬とそのご家族の「自然な笑顔」の写真がたくさん撮れたそうです。
当初は森の中で生き生きと遊んでいる愛犬の姿をメイン写真にと考えていたそうですが、実際にやってみると、森の中での家族の笑顔の写真も含めて最高に良い画が撮れていた。これがWans Laugh(ワンズ・ラフ)の名前の由来となりました。
「自分がやっていることは森という特別な空間を使って、普段なかなか体験できないドキドキする冒険や癒しの場をつくり、その体験を通してお客様が愛犬との絆を深めていくことなんだなぁ」とつくづく感じたという小田さん。
2019年の夏から秋にかけては季節イベントとして、山林内の森林・渓流・滝・林道を使った、愛犬家族向けのノーリードでのアウトドアアクティビティ(川遊びやハイキング)を開催・提供されました。
手入れされた森林の春夏秋冬の自然を五感で感じながら愛犬と一緒に楽しむ。愛犬の表情はイキイキして、普段見れないしぐさや表情にも出会えます。愛犬が楽しそうだと飼い主の表情もイキイキしてきます。このイベントで約80頭のワンちゃんが楽しんくれたそうです。
サラリーマンの傍ら、休みを利用してのトライアル・季節営業を行ってきた小田さんは、2019年6月に長年勤めてきた会社を退職。現在、2020年春から通年での本格的な活動を開始する準備を進められています。
2020年2月からはクラウドファンディングに挑戦されていて、3月14日現在、進捗63%(残り17日)となっています。
愛犬と幸せになる、笑顔あふれるドッグフィールドをつくりたい!
同時に、移住スカウトサービス「SMOUT」で求人もされていて、約30名の方から興味があると反応があったそうで、何組かの方には実際に大台町に足を運んでいただくことが決まったということです。
トヨタフォレストチャレンジから生まれたワンズ・ラフ。「愛犬×森」の発想は全国でもここにしかないプロジェクトです。自然や森が好きで、犬や動物が好きな方。愛犬と森をつなげて最高の笑顔づくりをめざす仕事を、そのドッグフィールドづくりから、集客、森のガイド、写真・ビデオ撮影など、興味がある方は是非「SMOUT」でチェックしてみてください。
【仲間募集】愛犬も家族も幸せにする、日本一の森のドッグフィールドをつくります!
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