道の駅奥伊勢おおだいに隣接し、大台町観光協会が運営する観光案内所兼お土産販売所「奥伊勢テラス」と、三重県南部地域の「関係人口」の創出に取り組む度会県がコラボし、奥伊勢テラスを従来の観光案内や地元商品の販売に加え「人と人との関係づくり」を案内する窓口として移住やワーケーションをサポートする「関係案内所」にステップアップさせるべく、大台町と度会県民との関係づくりを案内するプロジェクトがスタートします。

 

度会県と関係人口

度会県は、明治初期、三重県南部に実存した県です。廃藩置県により三重県域は、伊勢国北半分と伊賀国からなる「安濃津県」と、伊勢国南半分と志摩国に紀伊国牟婁郡の一部を加えた「度会県」の二県となります。その後、統合し、現在の三重県が誕生したと同時に、度会県は廃止されたという歴史背景があります。

地域を想うさまざまな人びとが関わることで、三重県南部地域を元気にしたい!そんな想いから、平成30年8月に度会県が復活しました。『できる人ができる範囲で地域を応援する。地域に関わる。』そんな想いをコンセプトに、「多くの人に地域づくり活動に関わってほしい」という地域の願いと、「地域のために何かしたい」という人びとの想いをつなげている取り組みが「度会県」です。

また、関係人口とは、特定の地域に継続的に多様な形で関わる人のこと。よく「観光以上移住未満」と例えられたりします。

 

度会県×奥伊勢テラス‟関係案内”プロジェクトでの取組

「度会県×奥伊勢テラス 関係案内プロジェクト ~つながりづくりのおてつだい~」では、主に以下の4つの取り組みを行っていきます。

(1)大台町で活躍する先輩移住者のホンネの体験談を度会県ウェブサイトにて連載します
(2)大台町の住民と交流できるテーマ別オンライン交流会を開催します
(3)大台町内の空き家改修DIYイベントを開催します
(4)奥伊勢テラスを訪問した度会県民に記念品をプレゼントするキャンペーンを行います

記念品のプレゼント(4)をお求めの際は、奥伊勢テラスにお越しいただき、スマートフォンなどで度会県ウェブサイトのこちらのページからログインして「県民証」を画面に表示してください。

現在、度会県ロゴ入りふせんメモをプレゼントさせていただいております。今後、新型コロナウイルス感染症の感染が落ち着いてきたら、グッズの種類も増えていく予定です。 

 

キックオフ記事公開と今後の予定

令和3年3月5日(金)にプロジェクトのキックオフ記事が公開されました。奥伊勢テラスについて、また、今回のプロジェクトについて掲載されています。

今後、度会県ウェブサイトで、大台町で活躍する先輩移住者のホンネの体験談のコラムが公開されていきます。

公開情報は、大台町観光協会のSNSでも発信する予定です。ぜひチェックしてください。