令和5年度大杉峡谷オープニングセレモニーが、4月21日に大杉谷登山センター横で開催されました。

シーズン中の登山者及び大杉谷登山道に関わる皆様の安全を祈願するため、大杉谷の山開きに合わせ毎年執り行われる大杉峡谷オープニングセレモニー。

公益社団法人大杉谷登山センター代表理事を務める大森正信大台町長は、「新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行される事を受け、ようやくコロナ前の日常生活が取り戻され、更なる社会経済活動の活発化が予想されます。これまで以上にアウトドアアクティビティへの機運が高まり、昨シーズン以上に多くの登山者の皆様が訪れていただくことを期待します。」と挨拶しました。

日本三大渓谷の一つ大杉峡谷、「大杉谷登山道」は、エメラルドグリーンの沢と、雄大な滝を眺めながら歩く日本屈指の峡谷コース。

開山から梅雨入りまでの新緑・シャクナゲのシーズン(4月下旬~5月末)、今の時期が特に人気です。

 

大杉谷入山協力金令和5年シーズンの記念品デザイン

大杉谷登山センターでは、国立公園、ユネスコエコパークとして登録されている美しい峡谷、希少な動植物を後世まで残していくための保全活動や、登山者の安全の確保を目的とした協力金をお願いしています。

人気の入山協力金の記念品、今シーズンは七ツ釜滝をモチーフに募集し、こちらのデザインが採用されました。

ピンバッジの他にも、ヒメシャラに焼き印が押されたストラップがあります。

大杉谷入山協力金は、大杉谷登山口(三重県側)から入山する場合、登山口に設置してある自動販売機、または大杉谷登山センターで職員への納入(8:30~17:00)、大台ヶ原(奈良県側)から入山する場合、大台ヶ原物産店に設置してある自動販売機で納入できます。

大杉谷オンラインストアから事前納入も可能です。オンラインストアでは、大杉谷オリジナルグッズも販売しているので要チェック!


協力金の使途

1.大杉谷の自然環境、希少な動植物の保全活動
希少な動植物の保護、トイレの維持管理、登山道のゴミ拾い活動、ゴミの処分費、啓発看板の製作

2.大杉谷登山道の維持管理
登山道の整備・パトロール、台風など荒天時の安全確認、休憩小屋や道標の清掃・補修

3.登山者の安全確保、大杉谷の最新情報の提供など安全登山に関わること
山岳救助隊の編成、安全誘導、登山道の安全対策、WEB・SNSでの情報の発信、電話・メールでのお問い合わせ対応


 

大杉谷登山道の山小屋情報

1.桃の木山の家

宿泊料金:1泊2食(夕食・朝食)11,000円/お弁当 1,000円 (要事前予約)/素泊まり7,000円  

※別途料金でグループで使える個室有

※日帰り休憩500円

予約TEL:0597-32-2052(桃の木山の家連絡所)

 

2.粟谷小屋

4月29日より営業予定。予約の電話番号が昨年とは異なりますのでご注意ください。

宿泊料金:1泊2食(夕食・朝食)10,000円/素泊まり7,000円

※子ども料金あり

予約TEL:090-1567-0010

 

大杉峡谷登山バスと登山ガイドツアー

【登山】令和5年は4月21日に開山!大杉峡谷登山バスとVerde大杉谷登山ガイドツアー情報まとめ

運行予定日の最新情報

 

自家用車でお越しの場合

今シーズンは工事関係者が多く駐車するため、駐車スペースが大幅に減少します。ご注意下さい。

<駐車スペースの地図>

登山バス・緊急車両用のロープで囲っているスペースには、 絶対に停めないようご協力お願い致します。

登山バスを運行するエス・パール交通株式会社が、大杉谷登山センターから登山口までの様子を動画で発信しています。

登山口までは、大杉谷登山センターより約10㎞先、車で約30分。道幅は大変狭く、離合できない場所が何箇所もあります。落石も多いのでパンクに十分注意しながら通行する必要があります。

 

★大杉谷登山センターから登山バス降車場まで

上記動画の21:18、23:55、24:45の場所と、更に奥のトイレ前に駐車スペースがあります。

 

登山バス降車場から登山口~大日嵓 まで

 

大杉谷は岩場や鎖場の点在している中級登山道。道幅も狭く、危険な箇所が多数あるため、初心者だけでの入山はご遠慮ください。

各ルール・マナーにご理解・ご協力をいただき、今シーズンの大杉谷登山を存分に満喫してください。