大台茶は、三重県で産出する「伊勢茶」のなかでも高品質で知られ、全国の品評会でもたびたび入選しています。町の東部は、県内の煎茶の代表的産地です。気候風土が茶の栽培に適し、また宮川の流域に発生する濃い霧が生育に良いとされ、肉厚に育った茶葉は、煎を重ねてもコクと香りが持続します。初夏に摘まれる一番茶は一級品で、栄養が溶け出しやすく、コクと甘みが特に強いのが特徴です。
普通煎茶とも呼ばれます。緑茶とは、通常この種類を指します。70℃程度のお湯で淹れると、甘みが強く出ます。
蒸す時間を、普通煎茶の2~3倍かけたお茶です。濃厚で渋みが少なく、マイルドな味です。
煎茶などを炒った(焙じた)お茶です。独特の香ばしさがあり、あっさりした口当たりです。普段使いにも人気です。